全国ダブルでいい感じのレベル1トゲデマル+ツンデツンデ、通称ツンデマルの構築をQRパーティで公開していたのですが、どうやらわずかに使ってくれた方がいらっしゃったようなので、今さらながら構築内容も載せておきます。。

レートはシーズン1に1500スタートで始めて、40戦ほどで1700半ばまではいきました。

QRレンタルページ:https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-DD8C-46E2


<パーティメンバー>

・トゲデマル@きのみジュース(レベル1)
・ツンデツンデ@ヨプのみ
・トゲキッス@ホノオZ
・カプ・ブルル@こだわりハチマキ
・バクーダ@バクーダナイト
・ハギギシリ@きあいのタスキ


<各ポケモンの構成と採用理由等>

トゲデマル Lv.1

性格:なまいき
特性:がんじょう
持物:きのみジュース

技構成:がむしゃら/ねこだまし/てだすけ/ニードルガード

種族値:65-98-63-40-73-96(左からそれぞれHP-攻撃-防御-特攻-特防-素早さ、以下同じ)
個体値:S0、その他不問
努力値:0-0-0-×-0-0
実数値:12-7-6-×-6-5


がむしゃら習得と聞いてなんとしても使いたくなりました。
基本的に初手に選出し、ねこだましをして後述のツンデツンデかハギギシリがトリックルームをするための補助をします。
トリル下じゃなくても強い。

トリックルームを展開できたら、テンプレの様にがむしゃらをしていくことが基本行動です。
手助けの枠はおさきにどうぞやアンコールも入れていたこともありましたが、実際には使う余裕がそんなに無かったこととトゲキッスの大文字Zの火力を上げる必要が出てきたため手助けが入ってくることになりました。

ニードルガードはがむしゃらで削った相手に自らとどめをさせるかもしれない超優秀な技です。

どうやらB極振りするトゲデマルも環境にはいるようですが、私のパーティにおいては必要ないと判断しました。
理由としては何かの間違いできのみジュースを飲まないことが一番きついからです。

間違いなく本パーティにおける最優秀選手。


ツンデツンデ Lv.50

性格:ゆうかん
特性:ビーストブースト
持物:ヨプのみ

技構成:ジャイロボール/いわなだれ/トリックルーム/まもる

種族値:61-131-211-53-101-13
個体値:31-31-31-×-31-0
努力値:244-252-0-×-12-0
実数値:167-201-231-×-123-16


自らトリル展開をし、自らがトリルエースとなる神ポケモン。
種族値、トリックルーム、ジャイロボールの習得が判明してもなお岩鋼タイプであることから弱いと評判でしたが、どうしてそうなるのか理解に苦しみました。
トリックルームからのタイプ一致高火力ジャイロとタイプ一致いわなだれ。上からこんなことをできるのに弱いわけがない。

何も考えずに攻撃特化にしましたが、防御や特防に振り分けた方が強い可能性もありますね。大して検証してないので偉そうには言えませんが。

当初はふうせんを持たせていたのですが、場に出た瞬間に持ち物が相手にわかるのは弱いと思いヨプのみに変えました。それに伴って後述のブルルを加えることで地面耐性はある程度確保した形です。


トゲキッス Lv.50

性格:ずぶとい
特性:きょううん
持物:ホノオZ

技構成:このゆびとまれ/マジカルシャイン/だいもんじ/はねやすめ

種族値:85-50-95-120-115-80
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:244-×-180-84-0-0
実数値:191-×-151-151-135-100

手助け込み大文字ZでHP全振りギルガルドを確一。
とあるトリプルバトルプレイヤーのツイートを見て私もパーティに加えました。
ツンデツンデの弱点である格闘技と地面技を4分の一以下にしてこのゆびとまれで吸えるツンデツンデの優秀な相方。格闘技を引き寄せる運用上、とにかく物理耐久が欲しいので特化させたいのですが、火力調整をする上で削ってしまっています。
羽休めはほとんど使う機会がなかったので守るでいいと思いました。


カプ・ブルル Lv.50

性格:いじっぱり
特性:グラスフィールド
持物:こだわりハチマキ

技構成:ウッドハンマー/ウッドホーン/いわなだれ/ばかぢから

種族値:70-130-115-85-95-75
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:252-252-4-×-0-0
実数値:177-200-136-×-115-95


ツンデツンデを見せている以上打ち込まれやすい地震への耐性確保、相手のフィールド書き換え、トリル下における絶対的高火力ポケモンとして採用しました。

HPはウッドハンマーを使う以上高く設定したかったのと16n+1を実現した結果極振りとなりました。
グラスフィールド込みハチマキウッドホーンで、ずぶとい防御特化レヒレだろうと一撃でもっていってくれます。攻撃一段階下降がかかっていてもひかえめH振りレヒレ程度なら一撃です。

困ったらブルルが相手を倒してくれる安心感があります。


バクーダ Lv.50

性格:れいせい
特性:マグマのよろい→ちからずく
持物:バクーダナイト

技構成:ふんか/だいちのちから/かえんほうしゃねっぷう/まもる
                      ※技変更したのを忘れて書いてました

種族値:70-100-70-105-75-40
メガ種族値:70-120-100-145-105-20
個体値:31-×-31-31-31-0
努力値:252-×-4-252-0-0
実数値:177-×-91-172-95-40
メガ実数値:177-×-121-216-125-36


トリル下における第二のエース。ハードロックで育成していたつもりでしたが、進化したらマグマのよろいになって驚きました。ハードロックの方が絶対に強いです。
パーティ単位でギルガルドやナットレイ、モロバレルが重くなりがちなので採用しました。

HPを177の16n+1にすることでグラスフィールド下での回復効率を高めました。
特攻はだいちのちからでHP振りギルガルドを確一にできるようにしました。

ハギギシリがパーティにいるおかげで、相手の先制技でふんかの威力を落とされずに攻撃できるのも魅力的でした。

ギルガルドらを威圧するのが一番の役割なので選出率はおそらく最下位ですが、場に出たときの制圧力はさすがのものがあります。
トゲデマルのがむしゃらで片方を削りつつ噴火をすることで、確実に1匹を倒しながら隣にも大ダメージを与える流れができます。


ハギギシリ Lv.50

性格:のんき
特性:ビビッドボディ
持物:きあいのタスキ

技構成:ねっとう/れいとうビーム/アクアジェット/トリックルーム

種族値:68-105-70-70-70-92
個体値:31-31-31-31-31-31
努力値:28-0-252-228-0-0
実数値:147-125-134-119-90-100


本パーティにおいてトゲデマルに次ぐ優秀選手。
採用するにあたって最も考えたポケモンです。

物理耐久ラインは攻撃特化メガガルーラのすてみタックルを最高乱数以外耐えにしてあります。世の中のねこだまし持ちで高火力といったらメガガルーラで、レベル1トゲデマルを見るとすぐメガガルーラが出てくると思ったのでメガガルーラ相手にトリックルームを展開できるようにしました。
特攻ラインは耐久無振り霊獣ランドロスを高乱数一発で倒せるところまで確保しました。

素早さのラインは今だに迷っています。どうせこれでもランドロスの下を取れるだろうということと、特にこれ以上素早さを下げる理由を見つけられなかったため素早さはVにしてあります。

レベル1トゲデマルを使うことで相手のねこだまし持ちが異常なまでに辛くなることが問題点として上がります。そこで相手の先制技、特にねこだましを防ぐポケモンとしてハギギシリを採用したわけですが、相手の先制技を防げるポケモンとしてはほかにもアマージョとテテフがいます。それぞれ一長一短ではあるのですが、ハギギシリを採用した理由は自らがトリックルームを使えることが最大の理由です。
アマージョの場合はフェイントを覚えることができます。トリックルームを使うと相手に守られる回数が増えるので、そこに強引にがむしゃら等の技を通していけるフェイントの存在は大変魅力的でしたが、ゲームメイクとしてがむしゃら+全体技によって早めに数的有利を作るのを心がけること、まもった次のターンはがら空きになるためほぼ確実にがむしゃらを通していけることから採用を見送りました。
カプ・テテフの場合は相手にフィールドを書き換えられたら効果が無くなってしまうことから採用を見送りました。特にブルルとレヒレはテテフより遅いフィールドメイカーなので多いレヒレガルーラみたいな並びに対面すると絶望ものです。

元々はテテフを選出されやすいことからねっとうではなくサイコキネシスを覚えさせていたのですが、サイコフィールドがあっても少なくともそれを展開したテテフはエスパー半減なので結局通りが悪いと思い、がむしゃら+やけども狙えるねっとうに変更しました。
あとヒードランが重くなりがちなので最低限の打点としてですね。


<初手選出パターン>

○基本:トゲデマル+ツンデツンデ

構築の主軸ですからもちろん基本選出はこのパターン。
相手にねこだまし持ちがいなかったり、地面技・格闘技持ちが少なそうだったらこの2匹から入ります。
実際には明らかにこの2匹を意識される選出をされるので最も多い選出パターンは次になるのですが。


○トゲデマル+ハギギシリ

この2匹から入るのが多いです。理由としては相手のねこだましを防げること、きあいのタスキによって相手の攻撃をほぼ耐えてくれたところからトリックルームを展開できる点にあります。きあいのタスキ持ちの天敵であるメガガルーラの特化すてみタックルもほとんど耐えるので使いやすいです。たまにビビッドボディを忘れてねこだましをされます。
トゲデマルを一撃で倒せるかたやぶりな方々の中でもメジャーなポケモンには先制技がない点も相性の良さですね。
ついでに理論上はエルテラにも強い。実際に当たったときは見事にエルテラを防いでからギルガルドに完封されました。それからトゲキッスにホノオZを持たせることに……。

普通にちょうはつされるのはきついです。通常はちょうはつしてきそうなポケモンはねこだましで止めるのですが、ちょうはつ持ちテテフやせいしんりょくヤレユータン、あとはミミッキュなんかにはなすすべがないです。そんな時は次のパターン。


○トゲキッス+カプ・ブルル

このゆびとまれで相手の攻撃をトゲキッスに集中させてブルルの高火力を強引に押し付けていく。それだけです。



<バトルビデオ>※けっこう古め

VSサナガエン:J8YW-WWWW-WWWC-CFQM

VS雨:U7HW-WWWW-WWWC-CH6V

トリル展開できなかったパターン:9XEG-WWWW-WWWC-CG5C

<まとめ>

レベル1ポケモンを使うのもトリパを使うのも初めての経験だったので手探りでの構築でした。
最初は取り巻きがわからずとりあえず強そうなデンキZコケコやメガガルーラなんかを入れていましたが自然と抜けていきこの形になりました。

ツンデマル界隈を見ていると、レベル1ココドラ入りでも主流だった、バンギラスを入れることでがむしゃら+砂ダメで相手を倒す構築が目立つのかなと思います。事実私が一度当たったツンデマルもバンギラス入りの構築でした。尤も、私が対戦した時は、ツンデマルミラーに加えて私にはハギギシリがいるのでツンデマルを選出されることはありませんでしたが。

かたやぶりカイロスでフェイントしてくるとか、あんまり対策が進むときついですが、前評判以上の使い勝手の良さで満足でした。

コメント

nophoto
みくり
2018年7月31日21:30

はじめまして。自分はつい先週usumをはじめたばかりですが、トリルパでptを組みたく思い、参考にするためQRをお借りしました。おっしゃっている通りハギギシリ+トゲデマルがトリル始動要員としてとても優秀で、初心者でも選出に困らずしっかりトリックルームを決められてとても使いやすいptでした。特殊ハギギシリ、正直盲点でした。自分も猫騙しが効かないということでハギギシリを考えたことはあるのですが、1番どうにかしたいランドロスに対して、威嚇で威力が下がり、外す危険もある氷の牙を採用することを躊躇っていたのでとても参考になりました。長文、失礼致しました。

ルース
2018年8月2日21:38

>みくりさん
コメントありがとうございます。
使いやすいptに感じていただけたようでなによりです。
しかしながらハギギシリが全体技を持っていないためにプレイング頼りになってしまうことや性格無補正では無振りメガマンダを倒せないことが欠点ではありますのでみくりさんの手で更にブラッシュアップしてポケモンバトルを楽しんでいただけると嬉しいです。